雨や風 季節天気を分け隔てなく
そのまま受け容れている自然
自然にある花は時期が来れば芽を出し花を咲かせ枯れていく
その過程で雨風もあり、晴天続きの日もあるかも知れない
しかし花は雨も嫌わず晴れも好まず、自然そのもので生きている
人間に例えると雨風が苦悩
人間だけが不自然で雨風を嫌い晴れた姿だけを好み
分け隔てている 分けるからそこに苦悩が芽生える
自然はありのままに在る
果実も芽を出し雨が恵みで曇りは温もり晴れは命の源
全てを受け容れ実を授かる―
一つの花に仏性を観れるか
そんな話