6.19.2013

出口のない闇の世界

出口のない迷路
一寸先にも光すら見えない
絶望の果て

しかしそこから抜け出したい
そんな状態がずーっと続いた時期
自分でもどうすれば良いのか解らず
解らないけど抜けるためもがき続けた
出口を探す・・・が感情が定まらない
上がり下がりを繰り返すそれも時間ごとに・・・
憂鬱・・・出口の見えない闇

しかしそれは突然起こった!
毎朝リラックスする時間を作り何も考えずボーッとする時間
ふと過去の記憶が蘇る
私はなぜこういう状態に陥り易いのか、悩みは尽きないのか
それは自我だった
その抜け出したいと思う事すら自我だった

理想と現実の狭間にいた
「他人と比較する私」
「他人を見て識別する私」
聞くこと見ること全てにおいて他というモノが関係していた
「どう思われている」
「どう見られている・・・」
「どう考えてしまっている?」

人々に存在を拒絶されている感じすらあった時期もある
私などいなくても良いんじゃないか・・・・

一見否定的な感情だが存在を無くしたとき何かが消えた

光が小さく見えた気がした
私などどうでも良い
誰も見ていないし、存在する価値すらないと 
どうでも良い全てが
生きていようがどうでも良い 私が何をしようがどうでも良い
世間に拒絶されようがどうでも良い

どうでも良い

生きていようが死のうがどうでも良い
朽ち果てた私という要塞!!!
長年溜め込んできた毒
少しでも他を意識した時にどういう行動をしているのか、どういう発言をしているのか徹底的に観た

一寸先も見えず闇の中でもがき苦しみ それでも生きなければならない
その根本である生すら捨てたとき 心は解放された

街の雑踏‐避暑地に行けば誰もがくつろげる
しかし戻ってくれば世間にのまれその落着きは消え失せる
それは借り物でしかない その違い


それまでの長い旅
しかしそれは生まれた頃に持っていた無垢な心
ただそれを忘れていたと言うだけのこと